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大連は中国遼寧省の遼東半島にあり、渤海と黄海に挟まれたとても美しい街です。人口は約600万人(東京都の約半分)のビックタウンで、気候がとても穏やか、夏は涼しく、冬は寒さのわりに雪が降らないという中国国民にとってもあこがれのリゾート地です。 
中国というと上海・北京・香港を思い描きますが、大連は距離的に日本に最も近く、韓国朝鮮半島のすぐ隣に位置します。大連は歴史的な意味でも日本とのかかわりが深く、昨年NHKで放映された「坂の上の雲」の舞台となった旅順も大連市に含まれ、旅順へは毎年、沢山の日本人観光客が訪れています。
そもそも中国の都市の中で大連という地名は唯一、日本がなずけた地名で、過去1908年から40年間日本が「満州」と呼び統治していた街なのです。現在も当時の面影が数多く残っており、満州国時代の築物(重要文化建築)が100棟以上、路面電車も100年前の日本製のものが現在も運行しています。 また 大連は中国においては日本語の話せる人が多く、日本料理店・クラブ・スナック・カラオケ店・マッサージなど日本人向けの店舗数は、中国国内では最も多く、中国語の話せない日本人にとっても、他の地方と比べ、中国入門に最適の街です。大連に進出する日系企業の数も多く、駐在されている日本人数は10000人を超えます。

最近では、企業のみならず、個人病院・美容院・居酒屋・ラーメン屋・イタリアンレストランなど、日本人経営のところが増えてます。市の中心には大連駅があり、駅前の勝利広場には地下4階長さ2km以上の巨大迷路のような地下街が広がっています(地元の中国人ですら迷ってしまうそうです)。
地上にはデパートや高層ホテルが建ち並んでいて(大連市内のホテル数 5つ星12 4つ星32 3つ星54)、スターバックスやハーゲンダッツ、吉野家にマクドナルドなど近代街並みがそびえます。
大連駅のすぐ裏は市民の市場があり、衣類・食品・生活用品などすべてが安価で購入できます。

駅裏市場のスケールも日本ではありえない広さで、すべてを見て回るのには1週間はかかりそうな巨大市場です。
駅前を離れると公園や広場が多く、それぞれを幹線道路でつないだ都市構造になっています。
アカシア祭り・映画祭・ビール祭り等のイベントが開催され、中国国内はもとより世界中から観光客の訪れる町が大連です。

​大連スマイル

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